衛生的な環境が育んだ
力強い糀
糀の良し悪しは、酵素の強さで決まります。やえつむぎの「乾燥米糀」は、酵素力が自慢。
麹菌が蒸米の内部に菌糸をのばした「破精込み(はぜこみ)」とよばれる状態なので、酵素の力も高くなります。
美味しさを引き出す糖化力も強く、適度なタンパク質分解力を持った米麹の理想形。乾燥しているので、日持ちがよいです。
信じて、待つ。
ヤヱガキ酒造では、今も手作業で酒造りを続けています。
酒のもととなる「米麹」は、急に元気になったり、ぐずぐずしたりと揺れがあるので、寝ずの番で発酵の様子を見守る必要があるからです。
そうやって人間がよい環境を整えてあげることで、微生物たちが生き生きと働き、酒も美味しく仕上がります。
やえつむぎの「乾燥米糀」も環境づくりにしっかり気を配ってるので、発酵生活初心者さんもご安心を。
自家製塩麹も簡単にでき、目玉焼きにつけても驚くほど美味になります。
「乾燥米糀」の戻し方
①大きめのトレイに「乾燥米糀」200gをひろげ、水ま
たはぬるま湯50mlを加え、水分が均一になるように
混ぜます。
その後も、10~15分おきによくかき混ぜます。
②約1時間後、生糀と同じようにご使用いただけます。
定番の塩麹や甘酒のほか、醤油麹や玉ねぎ麹やレモン塩麹などの調味料づくりにお使いください。
塩麹は、肉や魚を浸けるとくさみを取り、やわらかく仕上がります。
甘酒の作り方
【材料】
乾燥米糀 200g
お湯 250g (60℃ぐらい)
①「乾燥米糀」を水またはぬるま湯で戻します。
②戻した「乾燥米糀」とお湯(60℃ぐらい)を炊飯器に入れ、よく混ぜます。
③炊飯器を保温にし、きれいな布巾をかぶせ蓋は開けたままにします。
※蓋をすると温度が上がりすぎるので注意!
④途中、かき混ぜながら10時間ほどで甘酒が出来上がります。